いなかぐらしのススメ ~東京、大阪で働き続けたITエンジニアが辿り着いた極上生活~

外資系半導体企業でエンジニアとして働いてきた筆者が、東京、大阪での仕事生活を経て、ふと思い立っていなか暮らしを始めたところ、そこには極上の生活がありました。大都会で働きまくっていた時には、こんな生活があるということをこれっぽっちも考えなかったので、同じような境遇の方に少しでも知っていただきたいと思い、いなか暮らしの日常を綴ります。

浄化槽のブロワー交換 (単独浄化槽)

マンションなどのように誰かに管理を任せていると意識することはないですが、一軒家で生活をしていると、日々いろんなメンテナンスに遭遇しますね。先日、気がついたら浄化槽のブロワーが動かなくなっていたので、新しいものと交換することにしました。最終的に下記の日東工器の製品(LA-30E)を選択したので、これを選んだ理由や顛末をご紹介します。

ちなみに、浄化槽の管理業者に確認したところ、品番の確認はしていないのですが30,240円かかるとのことだったので、自分で対応することで1/3ぐらいのコストで済みました。

【2年保証付】日東工器 メドー LA-30E  浄化槽エアーポンプ ブロワー

浄化槽について

下水道の整備されている都市部以外で生活をしたことがない方に向けて、ちょっとだけ説明します。浄化槽をお使いの方には無用な説明なので、適当に読み飛ばしてください。

都市部にある家庭の排水は、下水道を通って下水処理場に集められます。そこでは、微生物の力で有機物を分解して水を浄化し*1、河川や湖沼または海へ放流されます。

下水道が整備されている場合には、このような大規模施設で処理できるのですが、都市部でも中心地から外れたり、いなかでは、下水道が整備されていない為に、下水処理場のようなことを各家庭で行う必要があり、浄化槽が設置されています。

浄化槽には、し尿だけを処理する単独浄化槽というものと、台所やお風呂などの排水もまとめて処理する合併浄化槽というものがあります。現在の法律では合併浄化槽の設置しか認められていませんが、我が家のものはそれ以前に設置されたようで単独浄化槽を使っています。

浄化槽の微生物が働くためには空気を送る必要があり、それをするのがブロワーと呼ばれる装置です。常時空気を送るので、電源は入れっぱなしです。

ブロワーの故障

先日、ふとブロワーの動作音がしていないことに気が付きました。電源を確認したり、電源コードを差し直したりしてもうんともすんとも言わないので、どうやら壊れてしまったようです。Web検索をしてみると型番が同じLA-28Bの修理をしたこちらのページが見つかりました。

ですが、よくよく読んでみると

これなら今のところは大丈夫そうだ。

  • しかし、シリンダーの損耗が激しいので、ピストンとの摩擦が大きく、すぐまた駄目になるかもしれない。
  • 悔しいけど今回は、ピストンのみの交換修理ではなく、ブロワー全体を交換するべきだった。

とあり、修理は可能だが、あまり良いことにならないようなのでブロワーの交換をすることにしました。

ブロワーの選定

単独浄化槽の5~10人槽では風量30L/分または40L/分が一般的だそうで、これまで使っていたLA-28Bは28L/分でした。ということで、このあたりの製品を物色してみた結果が下の表です。

  日本電興 安永 工進 日東工器
型番 NIP-40L NIP-30L AP-40P AK-30 LA-40E LA-30E
騒音(dB) 36 35 35 38    
消費電力(W) 40 33 32 25.5 33 27
風量(L/分) 40 30 40 30 40 30
価格(円) 8720 8441 9660 11260 10447 10138

型番の数字が風量を表しているようです。また価格はAmazon調べです。

同じメーカーのシリーズでは、風量が多いと価格が高くなるようです。ただ、表に入れていませんが安永のAP-30Pは9900円で表にで価格の逆転現象も起こるようです。

メーカーの製品仕様にはこの表で示した以外の数値も出ていたのですが、この表では比較検討で参考にした数値のみを示しています。

消費電力(W)

30W前後の電力はそれほど多くないと言えますが、ブロワーは電源をつけっぱなしで使うので、できるだけ少ないほうが家計(電気代)に優しいです(^^)

騒音(dB)

騒音の大きさもできれば小さい方が良いのですが、35dBと38dBでどれだけ違うのかがよく分からないので、あまり気にしないことにしました。日東工器のみ騒音性能の数字が見当たらず、静音設計とか静寂とかいう表記で宣伝するのみなのが気になったのですが、他のメーカーがダイヤフラム式のポンプなのに対して、日東工器のみ特許技術のピストン式を採用していて、それにより消費電力が小さく、騒音を抑えているとのことでした。

数字で表してくれないと信用出来ないのですが、もともと使っていたのが日東工器の製品だったのと、Web検索でいろいろ見てみると一番選ばれているメーカーのように感じたので、宣伝文句の「静寂」を信用することにしました。

検討結果

価格で考えると日本電興のNIP-30Lなのですが、消費電力が一番高いので、ランニングコストを考えると結局高くつくと判断しました。次に、消費電力の観点から日東工器のLA-30E(27W)と工進のAK-30(25.5W)をピックアップしたのですが、AK-30は一番騒音が大きい(38dB)ので、騒音の項の通り日東工器を信用することにし、LA-30Eを選択しました。

後の祭り

ただ、今あらためて考えると、安永のAP-30Pは、消費電力25W、騒音32dBと表の中ではどちらも最小なので、仕様で検討するのであれば、こちらを選ぶべきだったかもしれませんが、すでにポチってしまっているので後の祭りです^^;

『LA-30Eの騒音が小さいと良いなぁ』

 

*1:非常にざっくりとした適当な説明なので、そのまま誰かに説明すると良くないのでご注意を^^