いなかぐらしのススメ ~東京、大阪で働いてきたITエンジニアが辿り着いた極上生活~

外資系半導体企業でエンジニアとして働いてきた筆者が、東京、大阪での仕事生活を経て、ふと思い立っていなか暮らしを始めたところ、そこには極上の生活がありました。大都会で働きまくっていた時には、こんな生活があるということをこれっぽっちも考えなかったので、同じような境遇の方に少しでも知っていただきたいと思い、いなか暮らしの日常を綴ります。

三原市久井町に北海道!? 丸善製薬 久井ファーム

3年以上住んでかなり知ったと思っていた久井町ですが、こんなところがあったのか!と新たな素敵スポットを発見しました。

それがここです!ど~ん!!

木や作物の大きさで広さが分かるでしょうか?ちょっと分かりづらいかもしれないので、もう一枚、別の角度から。

見渡す限りの農場です。なんとなく北海道の農場を連想していると*1、同行していた方々からもそのような声が。 実はここ、丸善製薬の農場なんです!地域の方々に親しんでもらおうという取り組みで、10周年を記念し見学会が開かれました。

最初にご注意

本記事で紹介した以外にもいろいろと教えてもらった(というか紹介していない方が圧倒的に多いぐらい)のですが、見るのも聞くのも初めてのものばかりで、全然頭に入っていません。その為、説明が入れ替わっていたり、嘘八百が書かれている可能性が非常に高いですので、そういうものとして読んでください。また、もし誤りに気がついた方は、こそっと優しく教えていただけたら訂正しますので、よろしくお願いしますm(._.)m

森の中を開拓した農場

Googleマップの航空写真で確認すると、森の中を切り拓いた場所にあるのがよく分かります。青い丸で囲んだところが丸善製薬 久井ファームです。

丘の上にはゲストハウスとログハウス

農場を見渡せる小高い丘にゲストハウスとログハウス、その脇に駐車場がありました。お客さんを案内する時に利用するそうで、ゲストハウスの中には会議室が用意されていました。ロビーはガラス張りでお茶を飲みながら農場を眺めることができるカフェのような感じです。キッチンが用意されていて、ちょっとした飲食物も提供できそうです。

ゲストハウスの隣りにあるログハウスは、休憩スペースとしてゆったりとくつろげる雰囲気でした。

 

人工池の脇には、久井の岩海をモチーフにした岩場が

 22ヘクタールにも及ぶ広大な敷地*2の開拓中には大きな岩がゴロゴロと出てきたそうです。その岩を久井の岩海をイメージして人工池の横に並べています*3。この池も元は原生林だったところを3年かけて開拓したそうです。

農場を散策

銀杏が鈴なりになっていました。薬の原料にしているわけではないので「気軽に取りに来てくださっても大丈夫ですよ~!」と案内の方がおっしゃっていました。

こちらはロシアンセージ。紫色が綺麗なので北海道の連想とあわせてラベンダーかと思ってしまいますが、形や香りが違います。ミントのような爽やかな香りです。

甘草(カンゾウ:アクセントは「カ」のところ)は、多くの種類があるようですが、化粧品などに有効なグリチルリチンを含む種類は3種類なのだそうです*4ノカンゾウとは別。

綺麗な花が咲き、振り返って見てしまうというミカエリソウ。シソ科の植物なので、茎が四角いというのを学びました。

見ただけで判断できない気がしますが、レモンバームです。これはシワに効くのだそうです。

ちょっと遠景から

これらの植物をちょっと離れた場所から見下ろすとこんな感じです。

お土産もいただいて、本当に至れり尽くせりでした。また別の季節に訪れたいです。丸善製薬に感謝です!

 

*1:お隣の世羅町にもチューリップ祭やダリア祭で有名な世羅高原農場をはじめ、見渡す限り一面の農場がありますが、植えられている植物の違いからか雰囲気が違います。ちなみに、世羅高原農場では四季折々の花々を楽しめ、春のチューリップ祭夏のひまわり祭秋のダリア祭では、どれも見渡す限り一面の花々を楽しむことができます。

*2:東京ドーム4個分と書かれてもよく分からないですよね^^; とにかく広いです!

*3:ということは、久井ファームごうろと呼んでも良いかも!?久井の岩海では、いくつかのスポットを〇〇ごうろと名付けて呼んでいるので、それにちなんで。

*4:当たり前ですが、他の甘草を使ってしまうと成分が含まれていないので、薬事法違反になります。きちんと見分けたり、成分分析をする必要があるんでしょうね。