いなかぐらしのススメ ~東京、大阪で働いてきたITエンジニアが辿り着いた極上生活~

外資系半導体企業でエンジニアとして働いてきた筆者が、東京、大阪での仕事生活を経て、ふと思い立っていなか暮らしを始めたところ、そこには極上の生活がありました。大都会で働きまくっていた時には、こんな生活があるということをこれっぽっちも考えなかったので、同じような境遇の方に少しでも知っていただきたいと思い、いなか暮らしの日常を綴ります。

坂井原の魅力再発見ウォーキング

うちの近くにある坂井原地域では、地域活性化の活動の一環で地域にある魅力的な場所の情報をまとめたリーフレットを作りました。

その完成にちなんで(記念して?)、いくつかの場所を実際に歩いてみるウォーキングイベントが開催されたので参加しました。

地域の誰もが知っているような有名な場所だけでなく、坂井原在住でも知らなかったような場所を回り、坂井原の方々と一緒に歩いたからこそ知れた昔話も聞けて楽しいイベントでした。

集合

22名が集まりました。多過ぎず少な過ぎず、ほどほどの人数だったのではないでしょうか。風が強いのが少々難でしたが、スッキリとした快晴で絶好のウォーキング日和でした。

スポット1:桃の岩(とうのいわ)

第一目的地は桃の岩。とうのいわと読みます。その名の通り、桃のように見える岩です。昔から知られていた岩ですが、坂井原の方々もどこにあるのかよくわからなかったそうです。それが最近、このあたりの雑木を伐採して再発見されたものとのこと。面白いぐらいに桃の形です^^

久井町マチュピチュその1です(^^)

スポット2:水力発電所跡

坂井原にもその昔水力発電所があり、その跡が残っています。主要道路である県道25号線沿いにあるので、多くの人が知っているようですが、水路がどのようになっていたか、発電の設備がどこにあったのかは意外と知られていないと思います。

この写真の右上にあるコンクリートで出来た四角い穴が水路で、写真の左側にある川に水が流れていたようです。また、発電設備は、写真の奥の方向にあったので、こちらの水路は発電には使われていなかったようです(文字での説明だと分かり辛いですね^^;)。

ここが発電設備があった場所で、水路は道路の向こう側にあります。廃墟マニアには、萌えるポイントがあるのかも?古い石造りの足場(?)が残っています。

久井町マチュピチュその2です(^^)

スポット3:流天の滝

坂井原地域は米作りが盛んな地域なので、水の流れを意識するようです。坂井原地域の西から東に向かって、ところどころ地面の下を通りながらこの位置まで流れてきた川が、流天の滝のあたりでまた現れます。このあたりは木々が茂っているのですが、一段上がったこの川の源流は広く平野が広がっていて、素晴らしい星空を見ることができます。この滝を見ていると、そんな星空が目の前に浮かび上がってくるようです。

スポット4:坂井原天満宮

延享(えんきょう)元年(1744年)にできたらしいです。坂井原地域を代表する神社です。

おまけ

今回、植物の研究をされている大学の先生も一緒に歩いたのですが、貴重だったり、お金になりそうだったりする植物をいろいろと教えてもらいました。その一つがこれ。ウスバザサと言い、普通のササのように見えますが巾が広いのが特徴で、珍しくて貴重なのだそうです。

いろんな発見のある村歩き。楽しませていただきました(^^)