いなかぐらしのススメ ~東京、大阪で働いてきたITエンジニアが辿り着いた極上生活~

外資系半導体企業でエンジニアとして働いてきた筆者が、東京、大阪での仕事生活を経て、ふと思い立っていなか暮らしを始めたところ、そこには極上の生活がありました。大都会で働きまくっていた時には、こんな生活があるということをこれっぽっちも考えなかったので、同じような境遇の方に少しでも知っていただきたいと思い、いなか暮らしの日常を綴ります。

古代ハスのレンコン掘り

広島空港から北に向かって程近い場所にある棲眞寺は蓮寺(ハスデラ)として有名で、山陽花の寺二十四か寺に選ばれています。

四季折々の景観を楽しめ自宅からふらっと出かけられる場所にある為、ちょくちょく足を運んでいるのですが、先日、住職から「棲眞寺の蓮は、一般的な蓮ではなく古代蓮*1と言われる珍しいものだ」と教えてもらいました。しかも、蓮の根(レンコンのことです^^)を掘って食べているとおっしゃるのです。

普通の食用のレンコンとは異なり小ぶりだが粘りの強いレンコンとのことで、俄然味わってみたくなり、住職に頼み込んで特別に掘らせていただきました。

古代ハスのレンコン掘り

一般的な食用のレンコンは沼のような田んぼで栽培されているので水の中(泥の中?)に入って収穫をするのですが、古代ハスのレンコンは写真のように水の無い状態で収穫するので、手間と時間はかかりますが水に入る装備が不要です。畑作業ができる格好でOKです。

根気のいる作業

初めはどこにレンコンがあるのか分からないので、スコップでザックリと掘っているのですが、だいたいこの写真のようにバッサリと切断してしまいます^^;

切断にめげずに、レンコンを見つけたら丁寧に周りの土をそろそろっと(^^)掘っていきます。これが手間のかかる作業で、綺麗な状態で掘り起こそうとすると非常に根気がいります。

まるで宝探しのよう

レンコンを探し出すのも綺麗な形で掘り出すのもどちらも容易ではなく、時間があっという間に経ってしまいました。苦労したからこそ、達成感もひとしお。レンコンを洗うのが楽しく感じられました^^

 

お味は??

実はまだ食べていないので、味は分かりません。どんな味なのか楽しみです^^

*1:大賀ハス(オオガハス、おおがはす)とも呼ばれる。古代のハスの実から発芽・開花したハス(古代ハス)。1951年(昭和26年)、千葉県千葉市検見川(現・千葉市花見川区朝日ケ丘町)にある東京大学検見川厚生農場(現・東京大学検見川総合運動場)内の落合遺跡で発掘された経緯から「検見川の大賀蓮」として千葉県の天然記念物に指定されている。 出典: Wikipedia